虫たちが消えれば僕も消える?
hideの名曲「breeding」。
頭蓋の中 飛び回る
よく似た顔 2匹の虫は
混じり合わず 分かり合えず
僕が つじつま合わす
赤と言えば 黄色と言い張る虫
右と言えば 東を指差す虫
耐え切れず 割り切れず
僕は 嘘を吐き出す
笑顔だけじゃ渡って行けずに 鬼の子になる
トゲをかざしゃ 愛しい想いも血だらけになる
・・・・・・・・・
ムシ達が消えれば 僕も消える
hideがすごく苦悩してるのがわかる歌詞です。しかし、本当にムシ達が消えれば僕も消えてしまうのでしょうか。
このムシ達ってのは、思考のことだと思うんだけど、これが消えたって本来の自分は実はいるわけです。
個体の中
自分の中をよーく観察してみると、3つの部分があるはずです。それが、思考、感情、そして本来の自分です。
この本来の自分というのは、仏教でいえば、「空」だとか、精神世界では「ハイヤーセルフ」と呼ばれるものです。
思考や感情に個体が乗っ取られたとき、この物質世界では、事故や事件が起こります。
要するに、自身の思考や感情を第三者の目から客観的に眺めるだけでひとは神になれるのです。
あっつ!? 怒りの感情が湧いてきたな
あっつ!? 嫉妬の感情がいまあるな。
あっつ!? またムシがごちゃごちゃひとりごと言ってるよ。
この気づきをくれたhideに感謝。
ありがとうございます。