腸の調子を整えるとすべてがうまくまわりだす

すごい法則を見つけた気がします。

banana! including components to improve dyspepsia

近年、医学の分野では脳よりも腸のほうが人間にとって重要な臓器なのではないか、という意見が多くてこれは私にとっても盲点でした。生物は進化の過程でまず、腸ができてそれが基本となり、その上に脳がちょこっとのったり、周りにいろいろな構造が付加していろいろな種が発生してきたわけです。

脳の神経伝達物質で特に重要なセロトニンやアドレナリンなどは大部分が腸でつくられているそうです。血液のサラサラも心疾患や脳卒中、糖尿病などに関わる問題ですが腸が大元でになっています。すなわち精神的に安定するためには腸の調子を整えることが必須であり、ストレスなどに負けない強固な肉体、健康的な体、精神を作り上げる最短の近道は腸の調子を整えることなのです。

脳は暴走します。快楽にすぐに飛びついてしまうのです。例えば、「甘いものは別腹」などはまさにその例で、お腹は満腹なのに、脳が甘いものの誘惑に負けてしまうからです。何事もまず、意識を腸に集中して、腸に尋ねましょう。「これは必要なのか？」と。

私が日々している整腸法ははまず、ヨーグルトです。最近はコンビニなどに行けば、いろいろな種類のヨーグルトがあって迷いますが、おすすめはガゼリ菌入りのものです。ガゼリ菌は小腸にて脂肪の吸収を妨げる働きをし、内臓脂肪増加を防いでくれます。また、腸には雑多な菌が共生しておりその栄養分となるのが、食物繊維です。そのため食物繊維を多く含むバナナと一緒にヨーグルトを食べることで整腸作用が増幅します。これに加え、食事時には納豆、キムチなどの発酵食をなるべく一緒にとります。乳酸菌のサプリなど自分にあったものを朝晩とるともう完璧です。

十分に腸のコンディションを整えた後、起床時、もやもやした感じが残っている場合、それは腸の排せつ物がいわゆる「フンづまり」しているからであり、何か血流を促す外的な刺激を与えれば一気に便が放出され、頭すっきり、からだすっきりになります。私の場合は缶コーヒー1本で十分です。その時、消化に負荷になるような朝食は食べないほうがいいです。

もう一度いいます。健康のみならず、幸福感、精神の安定のカギは腸が握っているのです。形のいい便を毎日するということに意識を集中するだけです。試してみてください。人生観が変わることでしょう。

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